
「春夏秋冬、マルシェカゴ」
「マルシェかご」という名前は、昔から知っていましたが、その本当の意味を知ったのは、パリに暮らしてからです 。
本当に、マルシェで買い物をするためのかご。
今でいうエコバッグのような感覚で、老若男女、みんなが当たり前のように持っていました。
野菜を入れたり、パンを入れたり、花をのぞかせたり。
それぞれのお店で買ったものをガシガシ入れていくための道具です 。
少しデザインされたきれいなものもあれば、何年使っているんだろう、と思うくらいくたくたに馴染んだものもある。
キーホルダーをつけたり、持ち手にスカーフを巻いたり、同じようなかごなのに、持つ人によって、ちゃんとその人らしく見える。
ものを大切にしながら、自分らしく使い続ける。
なんだか、とてもフランスの人らしいなあと眺めていたのをよく覚えています 。
それまで私にとって、かごバッグは夏に持つカジュアルなバッグだったり、ちょっとしたお出かけのためのものでした。
だから、こんなにも普通の暮らしの中に根付いていることに驚きました。
スーツ姿の紳士も、赤いリップのマダムも、オーバーオール姿の女の子も。みんなが、ごく自然にマルシェかごを持っているんです 。
持ち慣れているからこそ、それがまた格好いい。
それからは、私もマルシェかごを大いに愛用しています 。
私は大きなサイズのものに、荷物をガシガシ入れて使うのが好きです 。
普段使いはもちろん、一泊旅行にも、週末の買い出しにも、機内バッグとしても。
決してコンパクトではないし、かさばるので、いまどきの便利さとは少し違うかもしれません。
でも、ちゃんと自立してくれる。
車の助手席に置いても、機内の足元に置いても、中の荷物が見やすくて、欲しいものをすぐ取り出せる。
使ってみると、このちょっと不器用なくらいの形が案外、とても便利なのです 。
そして、パリの人たちに私の価値観をいちばん変えてもらったことがあります 。
それは、かごは、一年中持っていい!いうこと。
彼らにとっては、そもそもマルシェで使う買い物かご。
だから、季節なんて関係ないんです 。
夏のビーチやピクニックにはもちろんぴったりだけど、実は、ニットのマフラーやウールのストールともとても相性がいい。
むしろ秋冬の少し重たくなった装いにひとつ加えると、ちょうどいい抜けになる。
こなれてるって、こういうことなのかもしれません。
そんなマルシェかごを、もっと格好よく、もっと使いやすく持ちたくて、今回はハンドルを2種類つけました。
オリジナルのマルシェかごは、お馴染みの短い持ち手と、肩にかけられる長い持ち手付き。
荷物が増えたときには肩にかけて、そのまま颯爽と街を歩ける仕様です 。
大きなサイズなので、もちろん、たっぷり入ります 。
ただし、たくさん入ってしまうので、お買い物のしすぎにはご注意を。


そして今回は、あのパリのマルシェの空気を少しだけ連れて帰りたくて、パリジェンヌたちがよく口にする言葉を、メイクアップアーティストにハンドライティングしてもらいました。
普段から筆を使い慣れているだけあって、その筆さばきは、さすが。
それにしても、かごに文字を描くって、きっとすごく難しいんだろうなぁ。
ありがとうね!
ひとつひとつに、可愛いパリのひと言を添えてお届けします 。
私もこのかごを、たくさん持って、たくさん使って、いつかパリで見かけたあのマダムのかごみたいに、くたくたになるまで使い込みたい。
新品のときより、少しくたびれたころのほうがきっと、もっと格好いい。
そんなふうに、自分だけのマルシェかごに育っていったらいいなと思っています 。
comming soon on our EC site!
